多田善昭 建築作品集
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【登録有形文化財】本山寺

本山寺は高野山真言宗の古刹であり、四国霊場第70番札所としても多くの参拝者の崇敬を集めている。中世には「長福寺」と呼ばれていたが、四国遍路の基礎が整えられた元禄期(江戸中期)頃に「本山寺」と号されるようになった。本堂は香川県内における寺院建築として唯一の国宝であり、二王門は重要文化財、鎮守堂は香川県指定文化財、五重塔は三豊市指定文化財にそれぞれ指定されている。その他の建造物についても適切な保全がなされており、実測調査・歴史調査によって以下の7件が登録有形文化財に登録された。なお登録基準のうち、冠木門は「再現することが容易でないもの」、その他は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として評価されている。

本山寺大師堂(だいしどう)

本山寺十王堂(じゅうおうどう)

本山寺大日堂(だいにちどう)

本山寺宝蔵(ほうぞう)

本山寺鐘楼(しょうろう)

本山寺大門(だいもん)

本山寺冠木門(かぶきもん)

所在地
香川県三豊市
施工主
所有者:宗教法人本山寺
竣 工
登録年月日:2014年12月
備 考
撮影:淺川敏(メイン写真)
02■01-正面(西面)_MG_0151
03■16-外陣(北西より)_MG_0056
04■01-正面(東より)_MG_0010
05■11-屋根見下ろし(南西より)_MG_0732
06■04-正側面(北東より)_MG_0266
07■01-正面(西より)_MG_0135
08■05-背側面(北西より)_MG_0485
09■02-正側面(北東より)_MG_0760
10■07-笠廻り(南側)_MG_0769