令和6年(2024)5月、憲法記念日知事表彰の表彰式がありました。
【文化芸術功労】分野において「建築家として公共施設などの設計監理、まちづくりの企画運営を中心に文化財建造物の調査、保存も多く手がけた」という理由で表彰をいただけたことは、建築界全体にとっても有難い評価を頂けたものと感じています。
令和6年(2024)5月、憲法記念日知事表彰の表彰式がありました。
【文化芸術功労】分野において「建築家として公共施設などの設計監理、まちづくりの企画運営を中心に文化財建造物の調査、保存も多く手がけた」という理由で表彰をいただけたことは、建築界全体にとっても有難い評価を頂けたものと感じています。
日時:令和5年(2023)2月27日(月)18:00~
場所:みとよ未来創造館
**********
高瀬町経営者協会講演会にて
『長寿命な“もの”づくりを目指して』をテーマにお話しました
■七つの地域、まちの「歴史・文化・景観」まちの力の土台
(それぞれの旧町が個性豊かな「まち・もの」を築き続けることの大切さ)
■何故、日本の建物はこんなにも短命
(維持管理・補修工事への意識が低い日本)
■つるぎ町の英断
(二度目の竣工~更に50年使い続けるための耐震改修&機能改善改修を実施)
■重要文化財旧善通寺偕行社
(使い続けるために改修設計前から活用策を検討)
その他、宇多津町の例、二つの五重塔の例、多田善昭の仕事場の例など
「とくしま木造建築学校(もっけん)」による月替わりの講座「もっけんフォーラム2022」に多田善昭が登壇します。 Zoom配信もあるそうなのでぜひご視聴ください。
■もっけんフォーラム第6回講座■
日時:1月19日(木)18:30~
場所:徳島県木材利用創造センター 林業人材育成棟(徳島市南庄町5-1-9)
講座:二つの五重塔と私の仕事場
講師:多田善昭(多田善昭建築設計事務所・ZEN環境計画室/香川県)
講義内容:テーマ「次なる百年へ、この価値と想いをつなぐ」
本山寺五重塔の解体・保存修理の経験から、貫構法の美しさと価値に心惹かれ「多田善昭の新しい仕事場」が生まれました。それらの物語とともに、昨年から開始した善通寺及び本山寺五重塔での揺れ観測についても語りたいと思います。
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/82968927642?pwd=UHI1L0d4SnpSbkVBRVNLSDRHMk4vZz09
ミーティングID: 829 6892 7642
パスコード: 152946
NHKかがわのウェブ上にて、東京大学の楠浩一教授・藤田香織教授を筆頭に行われている
善通寺五重塔・本山寺五重塔の揺れ観測について特集していただきました。
多田のコメントも掲載させていただいております。
詳しくはこちらから
(写真はサイトより拝借)
当事務所が答申のお手伝いをさせていただいた鳥取家住宅が、国の登録有形文化財に登録されました。
KSBテレビにて鳥取家住宅が特集された際に、多田が出演させていただきました。
詳しくはこちらから
(写真はサイトより拝借)
「揺れ」から、五重塔の未来を語る。
■日時:令和4年(2022)5月1日(日)
①善通寺編 09:30~11:30 善通寺市民会館ホール(善通寺市文京町3-3-1)定員150名
②本山寺編 14:00〜16:00 本山寺客殿(三豊市豊中町本山甲1445)定員80名
■報告者:(敬称略)
①②共通 楠 浩一[東京大学地震研究所教授/本山寺整備委員会委員]
藤田香織[東京大学大学院教授/本山寺整備委員会委員]
多田善昭[建築家/本山寺整備委員会委員長]
※②本山寺編にオンラインで参加予定
西岡 聡[文化庁文化財資源活用課 震災対策部門 文化財調査官]
岡田恒男[東京大学名誉教授/本山寺整備委員会 顧問]
■主催:東京大学、本山寺整備委員会
■後援:㈱aLab 荒木正之、香川大学創造工学部、三和電業㈱、四国工業写真㈱、伸和建設㈱、
善通寺市教育委員会、総本山善通寺、多田善昭建築設計事務所、新居篤志+甘利弘樹、
日本建築家協会四国支部、日本建築学会四国支部、三豊市、三豊市教育委員会、
村上電機工業㈱、本山寺(50音順)
■参加方法:以下の参加申込みフォームから事前予約をお願いいたします
⇨⇨⇨ 参加申込みフォーム
宮地電機㈱様の照明導入事例のひとつとして、
つるぎ町役場本庁舎が掲載されました。
くわしくは宮地電機㈱ HP インタビュー 僕らの仕事 から。
※こちら対談記事は冊子(『僕らの仕事Vol.2』)にもなりました
多田善昭建築設計事務所が登録のための調査・実測・申請業務を担当した
坂出市の旧鎌田醤油(4件)、観音寺市の萩原寺(7件)、三豊市の本山寺(7件)が、
国登録有形文化財に登録されました。
旧鎌田醤油:旧鎌田醤油本店 旧鎌田醤油大門 淡翁荘主屋 淡翁荘黒門
萩原寺:萩原寺本堂 萩原寺護摩堂 萩原寺客殿 萩原寺鐘楼 萩原寺手水舎
2014.11.15 Schedule
■開 会 (18:30)
開会挨拶
講師紹介
■まちづくり対談
「ひと・もの・まち」
講 師 多田 善昭(建築家)
聞き手 矢谷 明也(建築士会舞鶴支部常任幹事)
■閉 会 (20:30)
【多田善昭という人】
地方で活躍する建築家は数知れずいる。しかし、何かに取りつかれたように地域を憂い、時には正面を切り、時には裏側で髪を振り乱して、何かを仕掛ける建築家は数えるほどしかいない。それが多田善昭という人である。彼の傍若無人振りに共感する味方も多いが、反面敵もつくる。しかし、彼には異論が唱え難く、結果としては掌の上で転がされている。多田善昭の呪縛から逃れられない。厄介なのは、彼は有言実行、しかも期待以上の結果を残す。
何故こんな建築家がいるのか、その答えは意外と容易である。つまり、私たちが考えにも及ばない、地域に対する強い想いが溢れている。生まれ育った地を、誰よりも愛しているという自負心が、文化や慣習を今を生きる者の責務として、確実に次世代へ引き継ごうとしている。
そのためには、時間やエネルギーを惜しみなく使いきる。彼が大学を卒業した時代、志した建築の道にはさまざまな舞台が描かれたはずである。しかし、彼は迷わず生まれ育った善通寺に戻り、建築家として生きる道を選んだ。御旗を揚げるには厳しい環境だったはずであるが、彼は揺るぎなく善通寺、讃岐にこだわり続けて今がある。彼には今日の地域の活性化の課題という言葉はない。なぜなら、彼が求め続けてきた、「ひとをつくり、ものをつくる」ことこそが、地域をつくり、地域を継承する原点であることを知り尽くしているからである。誰かがやるのではなく、自分がやらなければという気概で今を生きているに他ならない。(文責 矢谷明也)
【求人・採用情報】
多田善昭建築設計事務所では熱意を持って働いていただけるスタッフを募集しています。
多田がシンポジウムのパネラーとして登壇します。
日時:2014年03月02日(日曜) 14:00
会場:日仏会館ホール – 渋谷区恵比寿3丁目
参加費1.000円の他、資料代1,000円
定員: 120名
主催 「陸軍とフランス」国際シンポジウム実行委員会、日仏工業技術会、
日本イコモス国内委員会、フランス大使館、日本経済新聞社
共催 東京理科大学、藤女子大学、パリ国立工芸院、(公財)日仏会館
後援 日本建築学会、日本建築家協会 協力 吉原写真館 協賛 松井建設株式会社
幕末から明治にかけ、我が国の軍制は幕藩体制の下での家臣団から中央集権体制の下での徴兵による国軍へと大きく変わりました。その折に大きな役割を果たしたのがフランスからの軍事顧問団であり、フランスの軍制をモデルに連隊単位の鎮台制(後の師団制)が敷かれ、編制、造兵、築造などが整えられていきます。明治から大正期にわたって国内各地に兵営や要塞、さらには航空施設を建設するにあたって、その都度来日したフランス人顧問の役割は大きく、明治初期の兵営を手掛けたジュルダン工兵大尉、明治中期に来日して砲台建設に取り組んだムージャン砲兵少佐、第一次大戦後に航空顧問団を率いたフォール砲兵中佐など、国際的に知られる技術将校が来日し、多くの仕事を残しました。それを迎えた日本側でも、姫路城の保存で知られる中村重遠、築城本部員として施設計画の采配を振るった小国馨、騎兵の親ともいわれる秋山好古、工兵畑から参謀総長に上り詰める上原勇作、近衛師団庁舎の設計者として知られる田村鎮陸軍技師らの「フランス派」といわれるすぐれた将官や技術者が協働し、独自の建築や技術をつくりあげることになります。
今日、兵舎や司令部、砲台、航空基地などに用いられた多くの旧陸軍の建造物が国内各地に残されています。そのもっとも古い部類に属するのが新潟県新発田市の旧新発田城内に残る通称「白壁兵舎」(1873年建設)で、ジュルダンと中村重遠の手になる標準設計で建てられたものです。現在、防衛省によって2014年春のオープンをめざしてこの建築の復原修復工事が行われており、これを機会に幕末から明治・大正にかけての軍施設の研究が一気に進むことが期待されています。
本シンポジウムは、新発田の白壁兵舎の保存修復をひとつの契機として、日仏の関係者、専門家が集まり、陸軍遺産の再評価をめぐって企画されたものです。これまで光の当てられることのなかった初期陸軍の建築と空間計画、技術開発について思いを巡らし、日仏の交流を論じてみたいと思います。皆様のご支援をお願いする次第です。
挨拶 岩岡竜夫(「陸軍とフランス」実行委員長、東京理科大学教授) 高橋裕(日仏工業技術会会長、東京大学名誉教授) ジャック・マルヴァル(フランス大使館科学技術参事官)
基調報告 三宅理一(藤女子大学副学長)
セッション1
<国際情勢から見たフランスとアジア> 中島智章(工学院大学准教授) 司会
立川京一(防衛省防衛研究所戦史研究センター戦史研究室長)
クリスチャン・ポラック(一橋大学客員教授)
セッション2
<フランスからの技術移転> 南明日香(相模女子大学教授) 司会
アンドレ・ギエルム(パリ国立工芸院教授) 前島美知子(パリ国立工芸院) 松浦利隆(群馬県企画部世界遺産推進課長)
セッション3
<日本国内の軍事施設> 伊藤洋子(芝浦工業大学教授) 司会
矢谷明也(舞鶴市都市計画課長) 多田善昭(建築家、善通寺市) 後藤治(工学院大学教授)
セッション4
<歴史都市の計画と陸軍遺産> 矢野和之(日本イコモス国内委員会事務局長) 司会
二階堂馨(新発田市長) 宮下裕(善通寺市前市長) ヨコミゾマコト(建築家、東京藝術大学准教授)
総括 林玲子(国立社会保障・人口問題研究所国際関係部長)
総合司会: 荒又美陽(恵泉女学園大学准教授)
詳細はこちらから
201去る2月に2つの章を受章したこと
また多田が独立して30年の節目である今年、
「多田善昭の三十年を語る会」を企画しました。
【語る会】では岡田恒男氏、穂積信夫氏、馬場璋造氏との対談
【見る会】では受賞作品のひとつである静修館の見学
【集う会】ではこれまで多田を支えてくださった皆様と和やかな時間を過ごしました。
ご協力・ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
(写真:淺川敏)