多田善昭 ブログ 「YOSHIAKI TADA BLOG」
日本建築学会業績賞の受賞をともに祝う会に出席し…
2012年8月13日

子供たちが主役!であることを…児童、教職員に自然に感じ取らせることができる

日土小学校

この建築…教室・廊下を舞台に…生涯の宝ものとなるそれぞれの子供たちの物語を

創りだせる建築だと…今も強く感じることができます。

 山本忠司先生、写真家の上野時生さんたちのお陰で…有難いことに28歳のころから

松村先生の「ものを創る想い」を“狂言問答”と感じながら、聴くことができました。

 その縁を次の世代に伝えるため…1992年、「先生、先生のものを創る想いを次世代に

伝えるため、先生の想いを本にしたい」と話すと…『そんなもの…要らない』と…でも…

「先生、私は要りませんが、次世代の人たちには必要です」と答えると笑いながら『なる

ほど…』と了解を得…植田実さんの英断により夢をかなえることができました。

中野照子さん、淺川敏さんの協力で正確で美しい「無級建築士自筆年譜」になったこと

に感謝。当時…一つ残念なこと…『多田さん、いい写真家ですね』…と写真を楽しみに

して頂きながら…お観せすることができなかった…、一枚の写真を淺川さんに許可を頂き

棺の中に入れさせて頂いたこと…良い思い出と今も感じています。   

建築は「誰のために」「何のために」「何故ここに」創るのか…明確な物語と共につくり出す

ことが重要…また転形劇場を率いた太田省吾さんからも教わった建築家は「劇作家」であ

り「演出家」でなければならないとの想いが、更に強くなります。

 階段を昇り…児童の視線は高くなり… 

  松村先生を想いながら…                                                                                                                                                                                                                   

1983.7 多田善昭建築設計事務所開設の時…
2012年8月8日

 

木・土・石・紙を心身で感じることができる仕事場を求め…丸亀市郊外へ…

母屋を道路拡張で失っていた農家の納屋(想いは“蔵”)を借り、改修。

当時の新建築編集長馬場璋造さんの取材を通し「多田善昭の仕事場」…新建築に発表。

中谷正人氏と出会い…設計事務所が掲載されたのは村野藤吾先生以来と聞き…驚きました。

1978年、馬場さんと建築家山本忠司先生の計らいでイサム家の縁に座し…村野先生から

「ものを創る想い」を私の質問に合わせ、語って頂けたことを思い出し、身が引き締まります。

 

  • 1983年ころの2階仕事場

  • 1983年 建築家/山本忠司・書家/藤本良和を囲み懇談

  • 2009年 スタッフと共に/2階仕事場

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    楽農家、谷川実さんが「しそジュース」を・・・
    2012年8月8日

    谷川実さんが手作りの「しそジュース」を持って遊びに来てくれました。

    8月1日に暫定で、立ち上げた多田善昭建築設計事務所HPを観ながら…

    「宇多津こめっせ」が載っていない…と…。

    丸亀町振興組合の川田さんからもB2街区…載せないのですか?…平宅正人が頑張ってドンドン追加していきます。